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First Step

まずは作ってみる

CanvaやPowerPointで作って、セブンや自宅プリンターで刷り、ホチキスで閉じるところから始めるための最初の一冊ガイド。

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更新日:

著者: カクヨムオクル編集部

まずは、うまく作ろうとしすぎずに一冊作ってみることが大切です。ZINEは最初から完成度を上げるより、紙にして閉じてみることで見えてくることが多い媒体です。

Canvaでも、PowerPointでも、Illustratorでも、すでに自分が使いやすいものがあればそれで十分です。新しいツールを覚えることより、いまある道具で1冊最後まで作ることを優先したほうが進みやすくなります。

印刷も、自宅のプリンターがあればまずそれで構いません。家で刷れない場合は、セブン‐イレブンのマルチコピー機でプリントしてみるだけでも、仕上がりのイメージはかなりつかめます。

まずはこの流れで十分

このくらいの手順でも、ちゃんとZINEになります。最初の一冊では、凝った加工や印刷所への入稿より、最後まで手を動かして「閉じた本の形」にすることのほうが重要です。

  • Canva、PowerPoint、Illustratorなど、使いやすいものでページを作る
  • 自宅のプリンターか、セブン‐イレブンで出力する
  • 紙を重ねて折る
  • ホチキスで留めて冊子にする

作るツールは使いやすさ優先でいい

Canvaはテンプレートや操作がわかりやすく、文字と画像をざっくり並べながら作りたいときに向いています。PowerPointは普段から使っている人なら扱いやすく、ページごとの構成を確認しながら進めやすいです。Illustratorはレイアウトや細かい見た目を自分で詰めたいときに向いています。

大事なのは、どのツールが正解かではなく、自分が止まらずに作業を続けられるかです。レイアウトソフトに慣れていないなら、まずはCanvaやPowerPointで十分です。

印刷は家かセブンでまず試す

自宅のプリンターがあるなら、まず1部だけ印刷してみるのがおすすめです。紙にした瞬間に、文字の大きさ、余白、写真の明るさ、ページ順の違和感が見えやすくなります。

家で印刷できない場合は、セブン‐イレブンのマルチコピー機で出してみるだけでも十分です。コンビニプリントは「とりあえず1冊試す」段階と相性がよく、印刷所に出す前の試作にも向いています。

部数や印刷方式まで考えたくなってきたら、『ZINEの印刷方法』に進むと、オンデマンド印刷やオフセット印刷との違いも整理できます。

製本はホチキスで十分

最初はホチキスで留めるだけで問題ありません。二つ折りにした紙を中央で留めれば、それだけで冊子として読める形になります。

もし手元にミシンがあるなら、糸で綴じるように留める方法もあります。少し手間はかかりますが、やわらかい見た目や手作り感が出やすいので、内容によっては相性がいいです。

もっと本らしい形や綴じ方を見比べたくなったら、『ZINEの製本方法』や『ZINEの本の閉じ方』が次の段階の参考になります。

まずはうまくやるより最後まで作る

最初の一冊では、紙の種類や印刷方式、製本方法を完璧に決めるよりも、まず最後まで作って閉じてみることのほうが大切です。1回作ると、次はもう少し文字を大きくしよう、紙を変えてみよう、印刷所も試してみよう、という改善点が自然に見えてきます。

「まずは作ってみる」は、準備不足のまま始めるという意味ではなく、考えすぎて止まるくらいなら手元の道具で一度形にする、という考え方です。

全体の流れをもう少し体系立てて見たいときは、『ZINEの作り方』に進むと、テーマ決めから試作までを一段広く整理できます。